Nature Blend

健康と自然環境に配慮しながら、持続可能な生活を新しい自分のライフスタイルとして発掘していく旅。
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Introducing the nature in Japan, especially in Shonan area.
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メディア・ビオトープという考え方
最近、なかなか興味深いタイトルの本に出会い、思わず購入した。人間の表現活動を含む情報発信媒体である「メディア」と、生き物(Bio)がありのままに生息活動する場所(Top)「ビオトープ」をつなげた造語を著者がこの本で定義、解説している。

一見全く関係のないこの2つ概念を融合させながら、著者が考える関連を分かりやすく書いている。そもそも、自然環境と人工のメディアの融合の発想という原点が、このブログのテーマ=自分の考えと近い。

メディア・ビオトープ―メディアの生態系をデザインする
メディア・ビオトープ―メディアの生態系をデザインする

例えば、戦時中のメディア統制の歴史から形成されてきた、現在のメディアの状況を、政府主導の植林政策で作り上げた、杉林と同じだと表現している。そこには、少数の生物しか住まず、新しく生まれる非力なメディア(林床に生える下草)は、日当たりも悪く、大きく育つことなく枯れる。巨大な杉が一様に並ぶだけというイメージを手書きの絵を交えて表現してある。

コンセプトと大枠の概念の定義だけなら、そこまでで、「ふーん」と煙に巻かれてしまうところだが、現実において2つの違いも指摘している。
ビオトープの中の生態は、「生きよう」という自然発生、かつ半強制的に持続する野生の意志で続くのに対し、各メディアの存在やその持続性は、人間の「何かを世に発信したい」という意識が失われれば、簡単に終わってしまう。

昨今、利便性と効率を追求しつつ突っ走ってきた、現代社会へのアンチテーゼとしての意味でも環境配慮やスローという価値観が見直されている。デジタルメディアやコンピュータという本来無かったものが、新しい価値観で、再構築されていったとき、最後に人間そのものの意志や生命力の源泉としては、何が残っていくのか、とても興味がある。
ロハスの発想が、双方の価値の並存を認め、バランス感覚を求めている点、これからめざすべき社会と自然環境の最適な接点を見つけるヒントになるとも思うのだ。
IT社会と自然環境 | 02:30 | comments(0) | trackbacks(1) | Blog Ranking
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